ぺさのブログ

ぼっちのリア充

若い頃心霊スポットで下ネタ叫んだ話

あれは僕がまだ10代の頃だったと思う
バイト先の後輩と怖い話をしていたら
その後輩が
「幽霊とか全然怖くないんすよね。近くに有名な心霊スポットあるんで
行きましょうよ」と余裕な表情で言ってきたので
「いいよ。行こうぜ」と
軽い気持ちで引き受けた

その場所の道案内として
もう1人霊感があるとゆう
バイト仲間がいたので
そいつの車で連れてってもらうことにした

その心霊スポットは
超有名なトンネルと神社で
よくTV番組のロケがきていた
1時間くらいしてその神社の下に着くと真っ暗でけっこう恐い

そしたら運転してくれた霊感ある奴は
「悪いけど 俺 車で待ってるわ」というので
僕と後輩2人で神社に登ることにした

長い石段を登っていくと 余裕ぶってた後輩がめちゃくちゃビビりだして
「なんか・・白い光みたいなの沢山見えませんか?」と聞いてくるので
見渡すと確かに白い光がポツポツと見える

僕が強がって笑って「偶然だろ チンコー!!」とでかい声で叫ぶと
後輩が「やめてくださいよ!幽霊怒っちゃいますよ!」とあわてふためいて
いた
僕が続けて「マ〇コー!」とでかい声で叫ぶと
どんどん白い光が集まってくるのが分かった
すると後輩が「光増えてますよ!やめてくださいよ!」と必死になって
止めてくる

(さすがにやばいかな・・)と思い叫ぶのをやめて頂上まで登り神社に着き
とりあえず証拠の写真を撮って足早に車に戻ろうと
石段を下りていくと 思いっきりこけてしまった
一瞬祟りかもと思ったが足がもつれただけだと自分に言い聞かし車に戻ると
車で待ってた霊感あるやつが開口一番
「どっちか幽霊つれてきてる・・」と怖いことを呟いた

それを聞いてビビりの後輩が
「ぺささんですよ!ぺささんふざけてチンコとかマ〇コとか叫ぶんすもん!」と凄い勢いで責めてきて俺のせいにしてきた
(おいおいおまえを和ませてやろうと思ったのに)と苦笑いしていると

霊感ある奴が呆れるように「おまえやめろよ・・」と頭を抱えて
車のフロントガラスを指さして
「ここに引っかき傷ができてんだよ。今までなかったのに」と
また怖いことを言ってきた
(こいつビビらせようとわざと言ってんじゃないのか)と思ったが
顔は真剣そのものだったので
(えっ!?マジなの?)とちょっと信じてしまった
それで
「とりあえず塩を買って清めよう」と
そいつが言い出し近くのコンビニまで
車を走らせ塩を買って
2人ともそいつに塩をかけてもらった
僕はふざけながら塩をかけてもらい
その日は帰宅することにした

後日現像した写真を見ると
明らかに僕の肩に
大きい白い煙みたいなのが
くっついていて
(なんだこれ気持ちわりぃ)と思っていると
ビビりの後輩が
「ぺささんご愁傷様です」と
ムカつくことをほざいてきた

(なんか悪いこと起きるかな)と一瞬不安になったが
それから特に何も起こらなかったので
僕の守護霊的なものは強いんだろうなと安心して
僕はますます調子にのって
「こいつめちゃくちゃビビっててさ~」とその後輩を馬鹿にして
笑いを取っていた