ぺさのブログ

ぼっちのリア充

高校時代の忘れられない帰り道

高校生の頃、僕は自転車で1時間ほどかけて学校まで通っていた

 

通うのが大変だったこともあり何もする気が起きなくて
形だけの部活に入り彼女もほとんどの期間いなかったので
授業が終わるとすぐ帰っていた

帰りの道中 長い坂があるのだが
たまに僕より先に帰ってる先輩カップルが
自転車を押しながら楽しそうに会話をして帰ってることがあった

僕がそいつらのペースに合わせて、後ろからバレないように
ゆっくり帰ると凄い遅くなるから追い抜いていきたいんだけど
自分が必死に立ちこぎして抜いていく姿を見られるのも嫌だったし
「あっ抜かれたー」などと、そのカップルの彼女に
リアクションをされるのも恥ずかしくて嫌だった

だから僕は最初は後ろにいて様子を見ているのだけど
やっぱりこの遅さに我慢できなくなってしまい
そいつらを頑張って立ちこぎで追い抜いていく

そして
家の近くにある下り坂まで1人でくると凄くほっとして
達成感と解放感で好きな歌を熱唱しながら、
下り坂を猛スピードで下っていった

あの時の帰り道の情景と切ない気持ちを

僕はいまだに忘れられない・・

 

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