ぺさのブログ

ぼっちのリア充

プールの監視員のバイトしたとき事故が起きた話

まだ東京に上京する前に
地元のプールで監視員のバイトをしたことがあった。
泳ぎは得意ではないが50メートルくらい
泳げればいいらしくて採用された。

僕がバイトしてたプールは
去年まで、役場で管理していたらしく
おじいちゃんばっかりだった
理由は知らないが今年から警備会社が管理することになり
僕を含めた数人だけが警備会社から
新しくプール監視員として加わることになった

 

だから休憩室では
おじいちゃん達が
中心になって盛り上がっていて、
僕ら警備会社のスタッフは、
そのメンバー内で、
話すことが多かった。
喋ってみると
警備スタッフの中にも面白い人がけっこういて

Oさんとゆう
「くれないの豚」に似てるおっさんは、その警備会社の社員らしかったが
人手不足なのか僕らと一緒にプール監視員のスタッフとして働いていた。
ただ
下ネタをいったり、ふざけたりすることがたまにあって

プールが始まる前の説明会の時も
終わって帰れるってなると、Oさんは
「さて家に帰って、嫁にチュパチュパしてもらおうかな~」と
気持ち悪いことを言ったり
プールが始まってOさんと二人で
スライダーを担当してると
ふざけてOさん自身がスライダーを滑るフリをして
下にいる僕を
笑わせようとしてきたりした。

僕は苦笑いしながら、Oさんとも他のスタッフとも
わりと良好な関係でバイトを休まずこなしていったが

正直、暑さを舐めてたとゆうか日焼け止めも塗らずに
監視員していたので
今までなったことないぐらい手足が
真っ黒になって困った

その日焼けは監視員のバイトが終わって
半年以上たって
ようやく治ったけど、ホントに参った・・
バイト中は
役場のおじいちゃんたちとも敵対することもなく
色々話したけど
正直、男って若かろうが年寄りだろうが
何歳になっても変わらないなと
親近感が湧いた出来事があって
ある日、休憩室で
みんなで待機してたら窓際にいたおじいちゃんの1人が
「今そこで人妻が着替えてるぞーーーーーーーーーーーーーーー!」と
いきなり叫んだと思ったら
おじいちゃんたちが一斉に椅子から立ちあがってダッシュで
窓際まで行き
窓に張り付いて覗き込んでいた。
僕はその姿を見て、思わず
吹き出してしまったが、その反面
年とっても性欲ってあるんだなと感心し、
なんだ僕らと変わらないじゃないかと妙に納得した
(結局、着替え終わってたらしいが、、、)

そして最後の1週間ぐらいになって、
おじいちゃんたちが
監視員の仕事終わったら打ち上げやろうなどと盛り上がってるときに
事故が起きた。

その日、僕はたまたま休みで翌日バイトにいくと
いつも休憩室で盛り上がってる
おじいちゃんたちがシーンと静まり返っていた

おかしいなと思い、近くにいたスタッフの1人に聞いてみたら
「昨日、事故があったんだよ。スライダーで」と教えてくれた

後で、警備の責任者の人に詳しく話を聞いたら
まだスライダーの下に子供がいるのに
監視員の目をすり抜けて
勝手に上から子供がスライダーを滑り
下の子供と
ぶつかって、怪我したらしくて
ぶつけられた子供の親はカンカンで、責任者だせ!と怒鳴ってきて
救急車もくるような大騒ぎだったらしい

その時、運悪くスライダーを担当していたのがOさんだった
Oさんは、当日並んでいる他の子供に注意していたらしく
別に手を抜いてたわけじゃなかったが
結局働いてる警備会社をクビにされるらしく
他のスタッフに
「なんで俺がクビにされなきゃいけないんだよ」とぼやいていた

僕が仲良かったスタッフのおじいちゃんも
「あんなの運だよな。運が悪かったんだよ」と僕に言ってきて
Oさんを責めていなかった。

そして、その日
プールが始まる前に責任者から昨日の事故の話があって

「やっぱり、あと一週間で終わるってなって気が抜けてたんだと
思うんですよね。言おうか迷ってたんですけど
椅子に座ってるとき、足組むのとかもやめましょう」と
よくわからない注意を受けた

(それ関係あるのか・・・)と思いながら
考えてみると
足組んで監視してるのって僕だけで
じゃあ僕の態度が悪かったのかよ
と思って若干イラっとしたことを憶えている・・・

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